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21世紀のアイビースタイルへの提案

 

 


(1)新しいアイビースタイルが注目され出した。

今、アメリカでそしてヨーロッパで、日本では1960年代に若者に大流行したアイビースタイルに、ファッション関係者が熱い関心を持ち始めたという。
 先ずは、去る6月13日(日)の読売新聞の夕刊の記事をご覧いただきたい。

「日本人の愛してきたアイビーが今、欧米で注目を集めているという。1年ほど前のニューヨーク・タイムズで面白い記事を見つけた。アメリカの大学生ファッションを日本人が撮影し、65年に日本で出版された写真集が、アメリカの古書店で1000ドル(約9万円)以上で取引されているという。日本人の視点で切り取ったアメリカのファッションが新鮮と、デザイナーらが創作の参考にしているらしい。最近、アメリカの出版社からも復刻版が出版された。
 アメリカ製の服好きが高じ、ニューヨークでブランドを設立した日本人デザイナーの服も人気を集める。現地で昔の生地や工場をわざわざ探して生産するこだわりよう。2008年にはアメリカで紳士服のベスト新人デザイナーにも選ばれた。
 生地にしわ加工を施したりシルエットを微調整したりして、今の服の雰囲気も上手に取り入れている。パリコレを取材している同僚に評判を尋ねると、ヨーロッパでも通の間でファンが急増中なのだとか。
 アメリカがITや金融に夢中になっていて忘れてしまったモノ作りの魅力を、日本人が再発見して世界に広めている。アニメや奇抜なファッションがクールジャパンとして注目を集めるが、「アイビー復活」のような温故知新の取り組みも、海外で評価されるクールジャパンではないだろうか。」

そういえば、これは確認したわけではないので正確ではないのだが、「アシェット婦人画報社」に、VAN全盛の頃、林田昭慶カメラマンが撮影して有名になった「TAKE IVY」の本の版権をアメリカの出版社が買いに来た、という話も聞いたことがあるが、これがこの記事に合致する。

インターネットで見るアメリカのホームページ http://www.ivy-style.com/ や http://www.acontinuouslean.com/2008/05/19/take-ivy/ には、アイビーの関連の話や林田さんの「TAKE IVY」の写真がそのまま出て来て、一部の人たちだろうが、いかにアメリカ人がアイビーファッションに夢中なのかが分かる。
 


それから数日経ったある日、これは日本での話だが、(株)ワールドフォトプレス社が発行している「モノマガジン」が8月2日発売号で、「アイビーファッションの21世紀のルール アイビー21」というタイトルで、次のような内容で、80ページもの大特集を組むという知らせを受けた。

【企画内容】
ファッションのトラッド回帰の現状
アイビーとは何か?
日本のファッションの礎ともなったアイビー
アイビーファッションの基本ルール
アイビーを継承するなら?
現在のファッションスタイルとしてのアイビー
21世紀アイビーリーガーの持ち物
コーディネイト&カタログetc.


いよいよ日本に来たな、来たな、という感じである。

 
 

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