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●その1
先日、名古屋で、あるメンズ・ショップの息子さんの結婚式に出席した。
なかなか盛大な結婚式で、出席者はみな例の略礼服という、日本独特の黒のドスキンの服
だったが、感心したのは、学生時代の友入たちが、みな思い思いのブレザーを、フォーマ
ルに装って参集していたことだ。
中には、今流行のブレイド(側雍)の付いたブリテイッシユ・タイプのブレザーを着ている
人もあって、そのブレイドが、ネービー・ブルーの地に対して、ダークなワイン・カラー
であり、これにボウ・タイを会わせたところなどは、非常に若々しく、これはこのままアフ
ター・シックスのパーティに着てもすばらしいな、と感じたのである。
そこで、ここで、本末はスポーティなブレザーを、どうすればドレッシィに変化して着ることができるかかんがえてみよう。
(1)ベースになるブレザーには
どんなブレザードレッシィに装えると云うわけにはいかない。
キャメルやグリーンのブレザー、いくらアクセサリーを工夫しても 、アフター・シックスのバーテイ・ウエアとして着るのは不都合だろう。
何といっても、ブルー・ブレザーが一番だ。
フレインな三つボタンのピュア・トラデショナル・モデルのものや、紺地に白やワイン・
カラーのブレイドをあしらった、ブリテイッシュ・タイプのブレザーーがよいだろう。
(2)ドレス・シャツとタイ
ドレス・シャツで、もツとも無難なものは白紅地、白無地ならボタン・ダウンでもよく、
これに、レジメンタル・ストライブのボウ・タイをあしらえば、ちょっとしやれた感じに
なる。
身頃が色もので、衿が白のラウンド・カラーか、ブレイン・カラーのクレリック・シャツ
もアフター・シックスにふさわしい。この場合は、見頃はあまり濃い芭でなく、ごくう
すいブルーやピンク、イエローなどがいい。
プリーテッド・ボゾム(ヒダ恟)で、ウイングカラーの本格的心フォーマル・シャツをブレ
ザーに会わせるのも、非常にしやれた感じになる。
●その2
引き続いて、ブレザーをアフター・シックスにきるには、どんなものを会わせたらよいかを参えてみよう。
(3)フアンシィ・ベスト
濃紺のブレザーにフアンシィ・ベストを会わせると一層ドレッシィ感が倍加するに違いない。
色は白、又はホット・レッド、ボタンは、ブレザー・ボタンとコーディネイトさせて、ブ
レザーがゴールドなら、ゴールドのものを付けたものにする≒効果的だ。
(4)カマー・バンド
ちょっと邪道だが、ブレザーにタキシード用のカマー・バンドを合せてみてはどうだろう。
といっても、シルク・サテンの黒の本格的なものなどでは合わないから、タータン・チェ
ックなどで、特注して作れば、引き立つことうけ合いである。
ついでにボウ・タイも友地でこしらえておくとよいだろう。
(5)スラックス
ネービー・ブルーのブレザーにどんなスラックスを会わせると、ドレッシイなふんい気が出るだろうか。
まず第一がチャコール・グレイ。これは常識的だが、ネービー・ブレザーにチャコール・
グレイのスラックスーの組み合わせは、ドレッシイなスーツと同等の扱いを受け、者こなしのうるさい、ニースのカジノでもOKだそうである。
次が純白のフラノ。この場合は、靴はホワイト・バックスをはくべきだが1920年代のク
ラシックなアフター・シックスのふんい気が出るだろう。
ダークなブラック・ウオッチのスラックスも、なかなかしやれた感じである。靴下を濃紺、
靴をタッスル付きのスリップオンにすれば、よく似合うのではな かろうか。
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