| [第5章] TRADITIONAL SHIRTS |
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COLLAR トラッドスーツによって変わるシャツの衿
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衿のバリエイション
トラディショナルスーツには、どんな衿でもよい、というわけにはいかないことは、ご存知の通り。そこで今、ピッタリの衿型を順を追って紹介していこう。
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●ボタンダウンカラー
前にも詳しくふれたが、“ボタンダウンマン”という言葉があるくらい、トラディショナルスーツとボタンダウンシャツの関係は切っても切れない。
それも、衿が甘くロールしたロールド・ボタンダウンがトラッドのスーツには最適である。
●レギュラーカラー
衿先が8.5センチから9.5センチ、開き角度が70度から90度くらいのカラーをレギュラーカラーという。
トラディショナルスーツにレギュラーカラーのコーディネーションは、落ち着いた大人のふんい気の出せる組合せである。
●タブカラー
タブカラーとは、衿の中央にタブ(持ち出し)を付け、この先をボタンやスナップ(現在は大半がスナップタブである)で止めて、この上から、ネクタイの結び目を出すもの。ドレッシィな感じが人気を呼んでいる。
●ピンホールカラー
ピンカラーともいう。衿の中央に穴をあけてあり、ここにカラーピンを通して、その上から、ネクタイの結び目を出すもの。
タブカラー同様、ドレッシィな持味のものである。
●ラウンドカラー
丸型の衿。しゃれた感覚がよろこばれている。
●クレリックカラー
見頃や袖が細縞や色無地、衿の部分が白無地というもの。この呼名は、牧師さん(CLERIC)が黒無地に白衿のシャツを着ている所から来たもの、といわれている。
ただしこれは正確な呼名ではなく日本英語である。
●ウイングカラー
もともと礼装用だったが、デザイナーのアレキサンダージュリアンなどは、白のウイングカラーを、ノータイでスポーツジャケットに合わせるのが得意である。ニュートラッドな着こなしと言える。
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SHIRTS-COORDINATION
B・D以外にもちょっとしゃれた着こなしを
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シャツの着こなし
トラディショナルなスーツやブレザーにはボタンダウンシャツをーーというのはもはや常識だけれど、このシャツ以外にしゃれた着方はないだろうか。
まず第一が、レギュラーカラーにはさみ込みのカラーバー(カラーピン)をあしらう着こなし。例えば、ダークグレイのフランネルのスーツにペーズリーのタイ、そして衿元には金色のカラーバー、なんていうのは少しドレッシィだが、非常に都会的に洗練された着こなしになるだろう。
このカラーバーはラウンドカラーのクレリックシャツにもよく似合う。うすいブルーのサマージャケットに、衿が白無地のクレリックになったシャツなどに、マドラスのタイをしめ、カラーバーを付けて着るものなどとてもしゃれている、と思う。
盛夏にダイナミックだと思ったのは、ロスアンゼルスの空港で見たあるエアラインの職員の着こなし。
半袖シャツにカラーバーという、これ迄思いつかなかった組合せが、少し日焼けした太い腕と、実になんともいえないよいバランスで、とても男性的に見えたものだ。
ふつう縞のスーツに縞のワイシャツを合せるというのはタブーとされているが、スーツがやや太めの縞で、ワイシャツが細い縞というように縞と縞のバランスが大きく開いていればかえって効果的になる。
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上二つ掛けのVゾーンの狭いアイビースーツにはタブカラーがよく似合う。ただし、このタブカラーには少し細めのタイをしよう。
そうすれば、細身の上二つ掛けのピュアアイビースーツの特徴が強調出来て、上手なコーディネイションになるのである。
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